OCT.10,2023

11月末にある日本図学会の今年の大会が黒部宇奈月温泉であるということで、参加することにした。だって祖父母の家は宇奈月だし、今両親は週の半分は宇奈月にいるし、ようするにほぼ地元ってことだし、参加しなきゃ……、というノリで参加することにした。今日が論文の締め切りなのだが、朝の段階で40%くらいしかできていないヤバめの状況だった。今回は建築や都市における「グリッド」をテーマに書くことにしたのだけれど、これに関しては溜め込んでいたネタがいくつかあったので、総動員し、夕方ころにはなんとか仕上がる。執筆する時間がなかなかとれないので、総動員方式でないとなかなかやっていけない。

上は最後のほうでオマケでいれた図。フィリップ・ブドンやロビン・エヴァンスを参照すると、建築分野で認識・運用される幾何学性は、構築(construction)/構成(composition)/投影(projection)/構想(conception)という4つの側面に分類することができて、これは数学における幾何学の発展とおおむね対応する……的なことを書いているときの図(この図はエルランゲン・プログラムと対応させている)。