2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

OCT.30, 2018_サンテリア幼稚園

イタリアで撮った写真⑩ 「カサ・デル・ファッショ」から「サンテリア幼稚園」へ。今回の旅行で最も感動した建物だった。というか、ぼくの生涯でいまのところナンバー1だ。あきらかに。散々図面や写真で見てきたが、その想像を遥かに超えてきた。実はそういう…

OCT.24, 2018_カサ・デル・ファッショほか

イタリアで撮った写真⑨ 引き続きコモ。《ノヴォコムン》の周辺をうろちょろする。すぐ近くにテラーニ最後の実施作品である《ジュリアーニ・フリジェーリオ集合住宅》(1939-40) があるのだけど、それはまた個別の記事で。まずはコモ湖周辺ででみたものをざっ…

OCT.19, 2018_ノヴォコムン集合住宅

イタリアで撮った写真⑧ この日はミラノ北部のコモを訪れた。帰りの飛行機に乗る2日前、8月7日だったかな。コモは例えるならば箱根のような地方都市で、スイスとイタリアの国境に位置するコモ湖の湖畔にある比較的小さな街だ。建築関係者にとっては、ジュゼッ…

OCT.17, 2018_プラダ財団

イタリアで撮った写真⑦ ようやくやっかいなロッシ編がおわった。次に見たのは、学会発表のあいまに見にいったOMA設計の《プラダ財団美術館》(2015 / 2018)。前々からすごく行きたかった美術館なのでとても嬉しかった。OMAを主宰するレム・コールハースは前…

OCT.14, 2018_プロジェクト・アウトノミア

新しい政治的主体性を構築する試みは、とりわけ戦後の社会がポスト工業社会へと転換するなかで、世界同時多発的に起こったことであった。 たとえばイタリアにおいて、1960年代を通して専門領域の垣根を超えて議論され理論化された「自律性」のプロジェクトは…

OCT.5, 2018_ガララテーゼの集合住宅

イタリアで撮った写真⑥ 前回書いた《サンドロ・ペルティーニ記念碑》からすぐそこにあるレストランでミラノ・カツレツを食べたあと(骨付きの肉厚で超おいしかった)、《ガララテーゼの集合住宅》(1969-73)へとむかった。《ガララテーゼの集合住宅》は建築…

OCT.2,2018_サンドロ・ペルティーニ記念碑

イタリアで撮った写真⑤ セグラーテから、ミラノの中心部へと戻る。次もロッシの噴水で、《セグラーテ》から約20年後のモニュメント。黒い銅板被膜で覆われているけれど、三角噴水という形態言語は共通している。また、《セグラーテ》と同様にこのモニュメン…