2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Gold 200
私たちに関心をもたらすのは、建築における基準や方法、とりわけその実現の仕方といった、いってみれば技術的な秘密である。これは私たちがおこなう観察に特有の焦点となるだろうーーすなわち、どのような仕方でそうなったのか、ということを学ぶために、対…
Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Gold 200
「感動」という現象を考察しているユベルマンのテキストがすばらしかった(ジョルジュ・ディディ=ユベルマン: なんという感動! なんという感動?, 橋本一径訳, photographers’ gallery press no.13, pp.69-85, 2015)。2013年に高校生にむけておこなわれた…
-Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Fujicolor Pro400H
大学の喫煙所で、学部時代にジャズ研で一緒だった懐かしい友人と久しぶりに遭遇した。6、7年ぶりくらいだろうか。彼は土木学科出身で、施工管理技師の取得に必要な卒業証明書をとりにきていたようだった。久しぶりに会えてすごくうれしかったのだけど、しっ…
べらぼうによい youtu.be - Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Fujicolor Pro400H
きのうのことだけど、お誘いをうけて2件の建物の見学会に参加させていただいた。運のいいことに、その終わりに(2件目に見学させていただいた物件の担当だった)先輩に食事にさそっていただいた。実務に向き合っている先輩とじっくりと建築の話ができてとて…
- Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Fujicolor Pro400H
- Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Fujicolor Pro400H
ジェフ・ウォールの「取るに足らないものの印」(1995)に出てくるエド・ルシェに関する一説はとても魅力的だ。ウォールは「アマチュアリズムの“模倣”」というこのテキストの中心的な主題の、もっとも純粋かつ模範的な作例のひとつとして、ルシェが1963年-70…
はてなスターを非表示にしてみることにした。今までつけてくれてきた方には本当に申し訳ないのだけど、最近ちょくちょく(新興宗教とか怪しいビジネスのかほりのする)いかがわしい系の人にスターをつけられてしまうことがあって、それにとても抵抗があった…
Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Ektachrome E100
助教の先生と話していて思いつきでしゃべっていたことのメモ。何かを批評したり、論じたりしたりするとき(とりわけ建築について論じるとき)、あらかじめ安定的に統一された「私」を措定することも、あるいは逆に「私」を完全に排除して(したことにして)…
元号が変わるということでなんとなく考えていたのだけど、平成を代表する日本の建築はなんだったのか、という問いに対しては、たぶん多くの人が「せんだいメディアテーク」(伊東豊雄)の名を上げるのではないか。 せんだいが面白いのは、評価のしかたが(あ…
Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Ektachrome E100
あと数日で締め切りの翻訳作業がなかなか進まない。ぼくの英語能力の問題だと思うのだけど、翻訳作業は一回スイッチが入るとスムーズなのだが、進まないときはとことん進まない。こういうときなんて表現するのが“自然”なんだろう、という部分の感覚が、やは…
今年の初春はまじで例年にない寒さだったが、ようやく暖かくなってきたように感じる。朝起きたら窓を開けて部屋の換気をするのだけど、それも苦じゃなくなってきた。最近は午前中は自宅で作業して、そのまま昼飯をとって、午後から外へ出て作業する(研究室…
Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, FUJICHROME Velvia50