あと数日で締め切りの翻訳作業がなかなか進まない。ぼくの英語能力の問題だと思うのだけど、翻訳作業は一回スイッチが入るとスムーズなのだが、進まないときはとことん進まない。こういうときなんて表現するのが“自然”なんだろう、という部分の感覚が、やはり海外で生活した経験などがないのでわからなくなってくる。生まれてこのかた留学というものに惹かれたことがないのだけど、とはいえこういうときには海外経験の必要性を感じる。
桜が咲いている。樹木にこんなに大量に花が咲くっていうのは(そしてすべての桜で咲くタイミングが同期するというのは)、よくよく考えると現象として非常に奇妙な(興味深い)ものだなと思う。鳥がついばんでいる枝から、ぽろぽろと数枚の花が散ってくるくらいの時期が、一番きれいだなと思う。
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Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Gold 200