2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ずいぶんと前のことなのだけど、2月にうちの大学であった修士設計の講評会が、個人的にはちょっと違和感を感じるものだった。違和感とは、端的に講評する側がモノを、つまりは図面や模型を十分に見ていなかった(ようにぼくは感じた)ことだった。いたってシ…
たまにはこういう写真も - Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, FUJICHROME Velvia100
今週で3月が終わるということが信じられない。展示が終わって生活が少し落ち着いてきてぼやっとしていたらもう4月、来週は身体測定だ。昨年は身体測定の結果を受け、ジムに通ってシュッとした体型になるということを誓ったはずなのだが、結局行かなかった。…
『失われたモノを求めて』(池田剛介)を読んだ。これまでの池田さんの論考や作品にすごく共感していたのでこの初の単著をとても楽しみにしていたのだけど、その期待を裏切ることなく、すごくよかった。とくに書き下ろしの論考「失われたモノを求めて」では…
昨日は展覧会の撤収の日で、無事に何事もなく完了し安心した。会場が空っぽになるの、すごく不思議な感覚だった。空っぽの空間のなかに、うっすらぼんやり自分が配置したオブジェクトが見えている感じ。設計段階でこの感覚が発現していてなおかつ他人と共有…
○ Lage Lund / Terrible Animals Lage Lund (G & Effects) / Sullivan Fortner (P) / Larry Grenadier (B) / Tyshawn Sorey (Ds) 待ちに待ったラーゲ・ルンド5枚目のリーダーアルバムがでた。歴史的名盤というのはこういうものを指すんだと思った。本当にす…
さいきんの写真 - Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, FUJICHROME Velvia100
告知もかねて、「アルヴァ・アアルト -内省する空間-アアルトの図書館と住宅」展の会場構成にあたって考えていたことを書いていきます。 www.ohmura-takahiro.com この展覧会はアアルトの住宅と図書館の内省的な空間の質に注目したもので、中心となる展示…
堀越くんが制作した展示什器のメイキング動画+会場風景の動画です。ぜひご高覧ください。 youtu.be - 展示台はホームセンターにて廉価で手に入る素材(ラワンランバーコア、赤松60mm角材)を用い、同時に(ランバーコアの端材を梁や貫に使ったりして)歩留ま…
フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトの展覧会「アルヴァ・アアルト 内省する空間」展が開催されています(〜3月17日)。ぼくが会場設計を担当し、同期の堀越一希が展示什器の設計・制作を担当しました。東京ステーションギャラリーで開催中の「アルヴ…