JAN.23,2021

 2月に発行予定の雑誌『ノーツ』の構成作業を粛々と進める。取材から文字起こし、編集や校正、執筆、図版の制作などを自分たちでおこなっている手作り雑誌なのだけど、内容だけじゃなくて、印刷から製本、流通まで自分たちでやる予定。かっこいい理由はとくになくて、本当にただお金がないというだけなのだけど。本のつくり方なんて誰も知らなかったから、ひとつひとつ手探りで進めている。そういうものがようやくかたちになって、世に出せそうな段階まで来た。印刷・製本の作業があるので、まだまだどうなるかわからない。

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△ 暫定的なデザイン(まだ動きそうな感じ)

 家の一階は、裁断機・リソグラフ(印刷機)・でかホチキス・簡易折り機などが置かれて簡易印刷所みたいな感じになっている。いずれもこの雑誌の発刊のための用意したものだ(シリーズ化して毎年出版する予定だから、いつか元は取れるはず…)。テーブルの脚は先輩から譲っていただいたLC-6で、椅子も先輩譲りのマルト・スタムS44(2020年ありがたかったこと大賞)。テーブルの天板は暫定的に合板が乗っかっているが、塗装しようと思っている。どうするかは悩み中なのだけど、たぶん2月か3月には塗ると思う。

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 少しずつ、次年度に向けて、建築を設計する枠組みを組織したり、仕事の見通しを立てたりしている。今日はたいへんに寒さがきびしかった上に雨が降っていたから身体がとても冷えている。純ココアを買ったので、通常の6倍ほどの量を使って、どろどろの泥のようなココアをつくった。スパイスもたくさん入れて(とりあえず台所にあったシナモンとかクミンとかをぶち込んだ)、辛くて濃いやつをつくる。身体がえらいあったまった。