○発表は無事に終わって、あと滞在できるのは数日だけど、イタリアの各都市をまわっている。発表は原稿をつくっていたこともあって、割と伝わったようだった。セッションが終わった後、何人かの研究者や会場スタッフのミラノ工科大の学生(多分建築学科の)に話しかけてもらって、かなりつっこんだ質問をしてもらい、うれしかった。ただ、公式の質疑応答は全然だめだった、、。やはりテンパってると英語全然出てこないので、しっかり勉強しなきゃなと思いました。英語でプレゼンするのは大丈夫だとしても、質疑応答や日常会話が不自由なのはすごくもったいなと。
ちなみに、ぼくのセッションの最後で発表していたイタリア人女性の方の研究がめちゃくちゃ面白かったので、もういちどフルペーパーをしっかり読み込んで見ようと思った。盲目の方に、いかに遠近法を用いた絵画を知覚してもらうか、という内容だった。
会場のミラノ工科大(Politecnico di Milano)はこんな感じ。こういう環境で学べる学生が羨ましい〜。あと近くに大学公式の書店があって、そこもとても品揃えが充実していて、よかった。
(iPhone6s)
全てのセッションがおわった6日の夜、カンファレンスディナー(打ち上げ)がドゥオーモの近くのやたらラグジュアリーなレストランで行われた。参加者は皆「最後の晩餐」を見ることができたり(なかなか予約がとれない)、ベルガモへの小旅行が企画されていたり、おもてなし精神がすごいなと思いました。発表人数は200人くらいでそれほで規模が大きくない割に、査読があるからかクオリティは皆高く、さらにぼくのような建築の人間もいればガチ数学者もいるような学会なのだけど、なぜかみんな仲が良くワイワイしてるという、とても良い雰囲気の学会だった。参加してよかった。