OCT.1,2019

 今日が専門学校での座学の授業の1回目。今回はコルビュジエのサヴォア邸とラ・トゥーレットについて。ややこしい話もあったとおもうのだけど、学生のみなさんは辛抱強く聞いてくれていて嬉しかった。サヴォア邸には鳴門海峡のような大小様々な回転運動が内在しており、外壁を肩でかすめとるような運動が特徴的で、水平連続窓はそうした運動する身体を前提にしているんや!みたいなことを話したと思う。

 建築ふたつみっつだけで90分の授業を話しきるというのは実はけっこうチャレンジングだと思うのだけど、やってみると楽しい。が、下調べはやはり大変だ。次回はアアルトを予定してたけれど、パラーディオとブルネレスキをまずやっとこうと思う。

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PENTAX 67, SMC TAKUMAR 6×7 105mm/F2.4, FUJI PRO400H