SEPT.12,2020_ 私室の外観

上野駅Breakステーションギャラリーにて、本日から11月12日まで、奥泉理佐子・添田朱音との共同で展示をおこなっています。開かれた共同の枠組みを試行する彼女らのプラットフォームに、今回はぼくがゲストとして参加したようなかたちです。

場所はちょっとわかりにくいかもしれません。上野駅広小路口近くの、ハードロックカフェ横のエスカレーターを上がった先の吹き抜けが展示場所です。駅利用者のための動線の一部がたまたま展示場所になっているような、とても不思議な場所です。会期も長いので、気が向いたときにでも立ち寄っていただければ。

「appearance of Interior Room, appearance at Video Meeting」(私室の外観、ヴィデオ会議への出席)というタイトルの展示です。ごくごく私的な性格をもった室が、PCのカメラを通して公開されること、「外観」をもつということ、について考えています。そのなかで、無関係なまま関係する(関係しているように見える)ことや、模倣的な行為について、あるいは二次元状のイメージから空間を解凍することについて、などを取り扱っています。

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