MAY.21,2020_Youtuber

 非常勤をしている専門学校で、コロナで自宅から出ることのできない高校生向けにということで依頼されたレクチャー動画がYoutubeで見ることができるので、時間があればぜひ見ていただければ。小さなプロジェクトでこんなに長い時間しゃべることができるというのは、今後もうないかもしれないなと思う。

www.youtube.com

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 ところで当初は「ふたりでおしゃべりしている感じで撮ろう」といっていたのだけど、ぼくはチラチラとカメラ目線になって、撮られていることをとても意識している感じになってしまってて、はずかしい。凹む。というのも、ノートパソコンにWebカメラをつけて撮影していたのだけど、スライドの映りを気にしてパソコンの画面をモニターとして確認していたら、それがちょうどカメラを見るようなかたちになってしまっていて……(言い訳)。あと自分の話し方がぼそぼそとしていて何を言っているか全然わからないのにも凹んだ。以前から、居酒屋とかで「すいませ〜ん」といくら大声でいってもまったく店員さんが反応してくれないという悩みがあったのだけど(割と真剣に)、これで明らかになった気がする。声の通りが絶望的に悪いのだ。おそらく、フロントピックアップで限界までトーンを絞ったような声質なのだ。テレキャスで例えるとエド・ピッカートみたいな感じだ。

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だからむしろ、リアピックアップを使うような意識で話すといいのだと思う。テレキャスで例えると──だいたいテレキャスはリアで弾かれてると思うので誰でもいいのだけど──ヤードバーズ時代のジェフ・ベック。でも、たぶんそうすると、部屋で練習しているのだけど、なんというか、落語家さんみたいな話し方になる。なるほど、マイクも何もない時代の話し方の発生方法というのはさすがに理にかなっているのだということだ。

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とはいえほんとうはもっと日常的な話し言葉みたいな感じでレクチャーとかはしたいので、理想をいえばフロントとリアのいいとこどりの素晴らしいトーンで弾くジュリアンみたいなトーンで話すことだなぁ。なんでこんないい音出るんだろう。

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