180208

180207_わたしたちの家

『わたしたちの家』を、渋谷のユーロスペースでみた。とてもおもしろかった。 http://www.faderbyheadz.com/ourhouse.html youtu.be 2つの物語が「同時」に「同じ家」で進行すること。これが、清原惟監督の『わたしたちの家』の構成における骨子となっている…

180203

●藝大の卒業・修了作品展にいった。先端の富澤大輔さん、山本暦さん、建築の板坂留五さん、油の奥誠之さんの作品がとてもおもしろかった。 ●富澤さんの作品はスライドの映写機を2台使ったものだった。富澤さん自身が撮ったであろう新しい写真と、過去に撮ら…

180125

●本が増えすぎ、あふれかえってしまっていたため、本棚を増やすことにした。無印のパルプボードボックス。とはいえ置き場所がなかったから(ぼくの部屋は6畳なんだ)、部屋の整頓を進めた。床面積を確保するため、こたつとテレビを片付け、テレビを置いていた…

180122

●雪が降っている。自宅でコタツに入りながら読書したり、作業したりしていると、急激な眠気に襲われることがある。それでいっそのこと片付けてしまおうかと考えていたところだったのだけど、雪を見て一旦保留にする。でも実家で過ごしてわかったんだけど、や…

180119_熊谷守一「生きるよろこび」

●午後、新幹線で黒部宇奈月温泉駅を出発し、17時ごろ東京駅に着く。そのまま、熊谷守一「生きるよろこび」展を東京国立近代美術館でみた(近美は金土、20時まで開館している)。1950年以降のモリカズがなぜこれほどまでに魅力的なのか、なんとか整理しないと今…

180118

●清水さんの「実在への殺到」はとんでもない力作で、めちゃくちゃおもしろかった。とくに西田幾多郎論、これが最終章にあることで、全体の「読み直し」が読後に要求されるような気がした。まさに本の構成自体が、袋詰め・相互包摂的な構成となっている(マリ…

180116

●フィルムの一枚目。装填時に感光してしまったみたい。我孫子の手賀沼にて。

180114

●「関東の冬は気温こそ北陸より高いけど、湿度が低くてカラカラなぶんつらい。体感的には富山より東京の冬のほうが寒く感じる。ほら、雪降ってると意外とあったかいんだよ。スキー場とかそうじゃん?じゃん?」 と、得意顔でみんなに言っていたのだけれど、…

180113

●ちょっと色々と作業が溜まってしまっていて、ブログの更新が滞ってしまっていたのだけど、段々と落ち着いてきたのでまたボチボチ再開しようかなと思う。ちょっと休むつもりが、やっぱり継続しないとやる気なくなっちゃうんだな。更新頻度は落ちるかもしれな…

171016

●一日ほとんど、研究に関わる書籍の翻訳に費やしていた。Pier Vittorio Aureriという人が執筆した「The Possibility of an Absolute Architecture」の一部のテキストと、彼が編集した「The City as a Project」という本に掲載されている、Christopher C. M. …

171015

●「アウトレイジ最終章」みてきた。映画の雰囲気は、特に後半が「ソナチネ」に近い感じで、前作・前前作とは少し方向性が異なるかもしれない。何を書いても多分ネタバレになるから、内容に関してはこのくらいで自重しておこう。でも、本当におもしろかった。…

171013

●「アウトレイジ 最終章」にむけて、前作と前前作を見直した。厳格な「ヤクザ的ロジック」のもとおこなわれる、スジの取り合い・取られあいのゲーム。振り子の幅がどんどん大きくなっていくように、小さなイザコザが最終的に大きなバイオレンスへとつながっ…

171010_未来の幽霊

もう3週間くらい前になるけど、「未来の幽霊 ―長沢秀之展―」を見てきたので、備忘録もかねて、少し書き残しておこうと思う。 記念写真や肖像写真といった写真を、キャンバスの上に正確に模写する。そしてその上に、筆致の集積を点描のように置き、色彩を重ね…

170929_瀬戸内旅行記最終回

●瀬戸内で撮った写真⑱。最終日(9月3日)のつづき。ようやく最終回です。 ●前回のラストでとりあげた、シーラカンス設計の『アストラムライン新白島駅』のすぐそばに建っているのが、大高正人による『基町高層アパート』だ。大高の設計といえば、9月15日の「瀬…