170715

●焼肉を食べにいった。うまかった。ひさしぶりに焼肉をたべたけれど、自分の焼肉の趣向が徐々に変化していっていることに気づく。むかしは、カルビや豚トロなど、脂身の多い肉で白米をかきこむ、若者まるだしのスタイルだったのだけど、最近のぼくはもっぱらハラミやヒレなど、脂身の少ない部位が好みのようだ。脂身の多い部位をきらっているわけではない、それとは大ちがいなのだけれど、どうも胃がうけつけないというか、すぐに胸焼けしてしまうのだ。それと、白米も食べないようになってしまった。すこしずつ、すこしずつ、自分のからだの組成が、おじさんに近づいていっているような気がする。

●焼肉にいくと、高校のころ、「すたみな太郎」という食べ放題の焼肉屋にいったことを思い出す。高校のころ、ぼくは陸上部に所属していたのだけど、部活の同級生で、「バキューム」という異名で呼ばれていた、I君というのがいた。彼は背丈がそれほどあるわけでもないのだけど、どれだけでも食べられるやつで、彼と一緒にすたみな太郎のプリンを食べ尽くしたのが、鮮烈な思い出となって頭に残っている。天井にとどこうかという高さになったプリンカップの塊は「プリンタワー」と呼ばれ、しばらく伝説となっていた。高校の思い出というと、学校生活や部活での思い出はおぼろげになってしまっているのだけど、そういう(どうでもいい)思い出はいつまでも鮮明に覚えていて、やっぱり自分はすこしずつ、おじさんになってしまっているのだなと思うのだった。

●7月に撮った写真⑫f:id:o_tkhr:20170715231125j:plain

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(Canon AE-1 Program, FD F1.4 50mm, Ektar 100)