Ari Hoenigで、「The Painter」。最高やねほんと…。Gilad Hekselmanは現在進行形で上手くなり続けている気がする。
さて、多分パート⑩くらいまで続きます、パリで撮った写真編(ちなみにパリではジャズのライブにはいけませんでした)。今回はドミニク・ペロー設計の、フランス国立図書館から。
閉架図書を全て4棟のビルにおさめてしまって、地上と地下は人々のために開放している。地下の中心部は森になっているけど、意外にもよく育っていてフサフサだった。本の貯蔵庫の4棟のビルには、人はおらず、文字通り本だけがつまっている。かたちも本みたいで、図書館のまさに象徴として、ストレートだなぁと思う。
(Bibliothèque nationale de France, 1994, Dominique Perrault)
(Canon AE-1 Program, FD F1.4 50mm, Kodak PORTRA 400)
この建築をみて、ヒルベルザイマーの都市計画案のドローイングが喚起された。意識しているかどうかはわからないけれど、コンセプトは似たようなもんかと思う(人を本に置き換えれば)。
その後、大学都市をうろちょろする。下はコルビュジエのブラジル学生会館の写真。
とても快適で、1時間くらい滞在してしまった。この建築、エントランスの天井高が2060mmくらいで、コルビュジエはこの建築みたいな、ヒューマンスケールで肉体的な、というか限界ギリギリまで低い天井高とかを使うんだなと意外に思った。サヴォア邸のスケール感とかと対比的ではないか。後期のコルビュジエはスケールの扱いっていう点でもかなり変化しているということなんだろうか。
(Maison du Bresil, 1959, Le Corbusier)