●最近、ドレスコーズの「平凡」をよく聞いている。すごくかっこいい。毛皮のマリーズのころからそうだけど、志磨遼平は典型的な、「コンテンツからコンテンツをつくる作家」だ。アニメからアニメをつくる庵野秀明や、映画から映画をつくるタランティーノのよ…
●6月に撮った写真④ (Canon AE-1 Program, FD F1.4 50mm, Cine Still Film 50D)
●ぼくの最も好きな映画は、エドワード・ヤンの「ヤンヤン夏の想い出」だ。エドワード・ヤンの映画はそれくらい好きなのだけど、彼の代表作である「牯嶺街少年殺人事件」は見たことがなかったので、今回デジタルリマスター版を柏で見ることができたのはとても…
写真についてのノート③ ●『明るい部屋』のつづき。後半戦は「前言撤回」によって始まる。 《かくして私は写真から写真へと遍歴を重ね、なるほど自分の欲望がどのように働くのかを知ったが、しかし私は「写真」というものの本性(エイドス)を発見したわけでは…
●今期のアニメは粒ぞろいなのだけど、突出したものがない。継続して見ているのは「ベルセルク」「Re:CREATORS」「僕のヒ─ロ─ア力デミア」「進撃の巨人」「エロマンガ先生」「ゼロから始める魔法の書」。今期は全然アニメみてないな〜って思ってたけど、書き…
●6月に撮った写真① (Canon AE-1 Program, FD F1.4 50mm, Cine Still Film 50D)
●昨日、柏のキネ旬シアターで「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」をみた。この映画、上映時間が4時間もあるので、その間に予約投稿状態にしておいた下書きの記事がアップロードされてしまっていた…。恥ずかしい…。ちなみに映画には本当に衝撃を受けた。…
写真についてのノート② ●前回からの続き。バルトの「プンクトゥム」を補助線に、“眼”をいかに制作していくのかという方法論について。 写真を、自分がそのときに見ているイメージに近づけるようなかたちで撮ることは、なんだかつまらない気がする。なぜなら…
写真のためのノート① ●僕は写真はまるっきり門外漢なのだけど、このごろ写真を撮っていて、実際撮るからこそ気づくこととか感じたことが色々あったので、言語化してみようかと思う(何パートで完結するかわからないけれど)。 ●写真とは、自分が今見ている世界…
パリで撮った写真⑪ これで最後。上から、メーデーの日のバスティーユ広場。最終日の夜、アパートの窓から。シャルル・ド・ゴール国際空港。上海でのトランジット。 今回の旅行で使ったフィルムは、カラーフィルムがPortra400を5個と、フジPRO400H、ULTRA MAX…
パリで撮った写真⑩ ジャン・プルーヴェ、クリシー人民の家。 (La Maison du Peuple de Clichy, 1939, Jean Prouvé) (Canon AE-1 Program, FD F1.4 50mm, ILFORD HP5 PLUS)
パリで撮った写真⑨ パリじゃないけど、SANAAのルーブル・ランス美術館 。ランスはパリからTGVで1時間ほどの郊外で、行きはリール経由で、帰りはパリへ直行するTGVに乗った。 とてもおおらかな建築だと思った。内部空間は意図的に緊張感が排除されていて、公…
パリで撮った写真⑨ 建築の勉強をはじめて7年、ついにサヴォア邸を訪れることができた。嬉しかった。 厳格なルールを設定しつつも、随所でそのルールに違反する操作が施されていることが、いってみるとよくわかる。外観も不思議で、四面のファサードはそれぞ…
アアルトのカレ邸へ。アアルト最高!ウェ〜イ!!って1日でした。 ちなみに数日前から、同行したGくんと「海外にいったら奇声を発してしまう病」にかかってしまい、ふたりで、いく建築いく建築でコウメ太夫のモノマネをやっていた。おそらく、パリのほとんど…
ヌーヴェルのカルティエ財団。これまでにアラブ世界研究所とフィルハーモニーホール、ケイブランリー美術館とヌーヴェル建築を3つ見てきたけど、特にフィルハーモニーがあまりよくなかったものだから、全然期待していなかったカルティエ財団。ところが行って…